無意識
ずれたものをあわせるのはたいへんで
ぐらぐらしてるの
こまっているの
なにをしてもなおらないなら
もうここでおしまいにして
太陽がのぼって
また1日が始まる
あちこちずれた身体を起こして
誰にもばれないように
つぎはぎぺいんと
ほらどこもずれてないでしょ
歩き出すたびに鳴る
ぎしぎしという音が
私の命の終わりを表しているようで
思わず耳を塞いだの
もうなにもしんぱいしないで
このしんぞうはあるくことしかできないから
あゆみをとめることはあなたでもふかのうよ
だからなにもきにしないで
さきにいきなさい
わたしのあゆみはおそいから
あなたからはみえないかもしれない
でもだいじょうぶ
きっとおいつくわ
そのときまでわらって
さようなら